水は東レのトレビーノ
このCMで馴染みのあるトレビーノは、東レ株式会社が販売している浄水器シリーズの名称です。
そのラインナップには、蛇口直結型・ポット型・アンダーシンク型・据置型・シャワー型などがあります。
そして形状は異なるものの、これらの製品に共通して使用されているパーツが、このページの主役でもある「フィルター」となります。
フィルターの種類は?
フィルター(「ろ材」ともいいます)には、大きく分けて以下の2種類が存在します。
- 活性炭
- 亜硫酸カルシウム
先の東レからは「トレシャワー」というシャワーヘッドが販売されており、フィルターの材質には「繊維状活性炭」が使用されています。
また、三菱レイヨンが販売するシャワーヘッド「浄水シャワー クリンスイ」には、フィルターに「亜硫酸カルシウム・不織布」が使用されています。
いずれの製品も、塩素を吸着しやすいよう繊維を円柱状に加工して、シャワーヘッドの握りの部分に装填する仕組みとなっています。
フィルターの性能と交換時期
フィルターには寿命があり、定期的に交換する必要があります。
シャワーヘッドに用いられるフィルターの説明には「総ろ過水量12,000L、除去率50%」などの記載があります。
これは「50%しか塩素を除去できない」ということを意味したものではなく、
12,000リットルの水をろ過するまでは、50%以上の残留塩素を除去できる
ということを表したものです。
別の表現をすると、上記の例は、
12,000リットルの水をろ過する間に、除去率は徐々に低下していって、最終的には残留塩素の50%しか除去できなくなる
ということになります。
よって安定した塩素除去を行うためには、定期的、そして早め早めに、フィルターを交換していく必要があるのです。